クレジットカード会社がカード1枚作るのにどの程度のコストがかかっているのでしょうか。
カード発行枚数によって違いますが、カード1枚あたり100円、そこにICチップをつけると300-500円ほどかかります。
そしてカードの盗難補償にかかる保険料はおよそ70円くらいになると考えられます。
カードが作られ、そのカードを郵送するのに290円。
それからパンフレットやその他宣伝などに経費が使われ、基本的な年会費1250円のほとんどがこれらの経費で消えていきます。
そこにICチップを搭載すると年会費は完全に消えてしまう可能性もあります。
これで年会費無料クレジットカードの発行がクレジットカード会社のギリギリの戦略というのがよくわかると思います。
クレジットカードは、無担保で消費者に後払いで買い物をしてもらうものなので、当然クレジットカードを発行する際には信用調査が必要になります。
信用調査がどのようなものかといえば、申込者が実在する人物なのかがチェックされます。
氏名、生年月日、住所、電話番号などを確認し、クレジットカードの利用履歴などもチェックします。
また、各会社で独自の調査方式をとっています。
クレジットカードの表面に大きくプリントされているのがクレジットカードの名前です。
ここではイオンカードと書いてあります。
クレジット番号は16桁で構成されています。ちなみに、1文字目の数字は、JCBは3、VISAは3、Masterは5で始まるようになっています。
右下の「VISA」と書かれたマークは、提携している国際ブランドのロゴマークが書いてあります。
ここにはVISA、Master、JCBと書かれていることがほとんどです。
また、この国際ブランドの位置や大きさはミリ単位で決められています。
有効期限は「03/10」と書かれている場合は、2010年3月まで有効という意味です。
有効期限に近づくと新しいカードが送られてくるはずです。
カードの裏面には磁器ストライプがあります。
ここに情報が書き込まれてますので傷つけたりしないようにしましょう。
また、「plus」や「cirrus」などのロゴマークは、海外の提携ATMを表します。
このロゴマークのATMであれば海外で現地通貨を引き出すことができます。
カード支払い日に引落としができなかった場合、クレジットカード会社は、その日の夕方か、約半月後に、もう一度引き落とすことになっています。
ですので、その日までに入金しておけば再決済されるのです。
しかし、支払い延滞はクレジットカード会社に記録として残ります。何度も支払いが滞ったりすると、信用情報機関のデータバンクに登録され、数年間は保存されてしまい、クレジットカードの新規入会ができなくなる可能性もあります。
ですので必ず支払いが遅れることは避けて、自分が支払いできる額をクレジットカードで買うようにしましょう。
ブラックカードとは、プラチナカードをさらに上回る超高級カードのことです。
センチュリオンカードの別名で、黒い色のカードのためにブラックカードと呼ばれています。
高級カード会社として有名なアメリカンエキスプレスが発行している最高級のカードで、会費は年16万円と高額ですが、ホテル、空港などでも最高級の付加サービスが受けられ、旅行保険なども高額に設定されています。
また、ブラックカードは、カード会社が最上級カードの優良顧客に対して、利用履歴、それなりの経済性などを考慮して送付してくるもので、作りたくてもブラックカードを作ることはできません。
月16万円も払っていける経済力がないとまず無理ということですから、ブラックカード保持者の経済力というものがどのくらいだかすぐわかると思います。
それでは経済力もあって、ブラックカードが欲しい!という方、どうしたら手に入るでしょうか。
まずはアメックスのプラチナカードを取得しましょう。
それからプラチナカードをひたすら使いまくってクレジットカード会社に利用履歴をどんどん蓄積させていきます。
そして運良くブラックカードの候補者に選ばれると、黒い箱に入ったブラックカードが送られてきます。
それからサービスセンターに電話し、ブラックカードを使えるように手続きをするとこれでブラックカード保持者になれるわけです。
と、簡単に書きましたが、相当な経済力とプラチナカードでの莫大な買い物とそして運がプラチナカードとブラックカードの分かれ道です。
また、最近ダイナースクラブカードがプラチナカードを発行し、そのカードの色は黒ということです。
ダイナースクラブカードのシルバーカードはアメックスのプラチナと同等レベルとされているだけに、ブラックカードに匹敵するカードと言えます。
クレジットカードは1900年代初めにアメリカで航空会社やホテル、石油元売り会社、大手百貨店などが、売り上げの事務処理を正確かつ大量に処理すること、そして顧客情報の管理と囲い込みを目的に発行したのが始まりです。
その後世界恐慌や第二次大戦で発展はなかったのですが、1950年、アメリカでダイナースクラブが設立されました。
ダイナースクラブの設立のきっかけはとてもユニークなもので、フランク・マクナマラという金融機関の男がレストランで食事したときに財布を忘れ、恥ずかしい思いをしてしまい、自分以外にも同じような思いをさせないためにはどうしたらいいかを考えました。
その結果ツケで食事できるようなシステムを作ろうと考え、そこで設立されたのがダイナースクラブであり、発行された会員証がダイナースカードです。
その後1951年に銀行がクレジットカード業務を開始、1958年にアメリカン・エキスプレス、VISAの前身のバンカメリカードを発行するなど、クレジットカード業界に企業や銀行が参入してきました。
